気になる、相続税率の計算方法

d81ab8ef19685c8101e089ebcc25e1b4_s

相続の税率は相続する財産によって明確にされている

 

現在の日本の相続税の税率に関しては下記の一覧表で確認できます。

 

  • 1,000万円以下の課税価格=税率10%=控除額0円
  • 3,000万円以下の課税価格=税率15%=控除額50万円
  • 5,000万円以下の課税価格=税率20%=控除額200万円
  • 1億円以下の課税価格=税率30%=控除額700万円
  • 2億円以下の課税価格=税率40%=控除額1,700万円
  • 3億円以下の課税価格=税率45%=控除額2,700万円
  • 6億円以下の課税価格=税率50%=控除額4,200万円
  • 6億円以上の課税価格=税率55%=控除額7,200万円

 

今回は、この税率を踏まえた上で、相続税の計算を具体的に詳しく紹介していきます。

 

簡単な相続税の計算について

2175e9675fc8093ab604ead8c4785a5d_s

今回は、基礎控除も含めて、配偶者と実子2人(相続人が3人)の場合の相続税の計算について紹介していきます。

 

まずは基礎控除についてですが、これは「3,000万円+(法定相続人×600万円)」で算出することができるので、3,000万円+(3人×600万円)となり4,800万円になります。

 

そこで、相続財産が5億円あると仮定した場合に、相続することが出来る遺産は、5億円-4,800万円となり、4億5,200万円となります。

 

この金額を法定相続人の割合で相続すると下記の通りになります。

 

  • 配偶者=4億5,200万円×50%=2億2,600万円
  • 子ども2人=4億5,200万円×50%=2億2,600万円(1人あたり1億1,300万円)

 

次に受け取った遺産に対しての相続税を計算します。

 

配偶者の場合は、2億2,600万円を受け取ったので、税率が45%、控除額が2,700万円となりますので、下記の計算式になります。

 

2億2,600万円×45%-2,700万円=7,470万円

 

子どもの場合は、1人が受け取った金額は1億1,300万円なので下記の計算式になります。

 

1億1,300万円×30%-700万円=2,690万円

 

このような計算式になり、配偶者は7,470万円、子どもはそれぞれ2,690万円の相続税を納めるということになります。

 

これらの金額を合計すると、5億円の遺産相続に対して、7,470万円+2,690万円+2,690万円となり、1億2,850万円の税金を支払うということになります。

 

そして、配偶者の相続する財産が1億6,000万円以下の場合または法定相続分を相続した場合は税負担がなしになるという制度があります。

 

今回は、現金のみでの計算をしましたが、土地や建物、骨董品などの芸術品が加わるとさらに計算が難しくなります。

 

特に日本の場合は土地を持っている高齢者が多いとされているために土地の評価額ひとつで相続税が大きく異なるということを知っておいて下さい。